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遺言書を探せ!

相続財産を探すのと同時に、遺産分割協議に先駆けて、遺言書があるかどうかを探すことも必要です。

なにしろ、遺言書は一人でこっそり書けますので、本人が書いたと言ってなかったからといって、ないとは言い切れないのです。

ですので、座布団やベッドの下、仏壇の物入れ、神棚、冷蔵庫や金庫の中など、思いつく限りのところは探して見ましょう。

その上で、親戚、付き合いの深い金融機関、弁護士などに預けられていないか、聞いてみるとよいでしょう。

私も、遺言書を何通か預かっていて、その中には家族に内緒のものもありますから。

さて、遺言書があるかどうかを調べるには、聞いて回る以外にも方法があります。

それは、公証人役場に行って、遺言検索システムというもので検索してもらう方法です。

これは対象者が亡くなった後、相続人や受遺者などの利害関係人が、公証人役場に行って申請して、全国の公証人役場に保管されている公正証書遺言の中に対象者の作成したものがあるかどうか、検索してくれるというものです。

生前は、本人以外が行っても、申請を受け付けてくれません。

こうして遺言書の有無を可能な限りで確認し(見つからない場合、探すのはどこかで切り上げる必要がありますが)、もしある場合にはその内容を確認してみないことには、遺産分割協議の話も始まらないのです。

ただし、自筆の遺言書を見つけた場合には、遺言書を見つけた!の解説に従って、ただちに家庭裁判所へ持っていってくださいね。