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過去のトピックス〜2009年10月

H21-10-01
「官公需情報ポータルサイト」(中小企業庁)

検索結果が,いまひとつですね。
官公需でないものもヒットしているような。
破産手続の管財人が発注する業務も,入札制を導入してもらえると公平性が保たれて良いかもしれません。
現在は,信頼できるいくつかの業者に相見積もりを取って発注しています。
ただ,検査の能力がないので,入札制で見ず知らずの業者に頼むのも不安かも。
みんな最低額で入札して毎回クジ引き,というような公共事業の実態もありますし。

H21-10-02
日商青年部と商工中金、中小の事業承継推進で連携・協力(J-net21)

危機の時こそ,事業承継のチャンスとも言えます。
戦国時代の北条氏康も,飢饉に際して徳政令を出すため隠居して,北条氏政に代替わりしたとか。
新たなリーダーは,見えていないものを見せ,進むべき方向を示し,そのためにこれまで切れなかったものを切る,ということを一つずつ,かつ,一気呵成に行うため,虎視眈眈とその時に向けて備えるべきです。
一つずつやるということが大事で,一気にやるということも大事です。
矛盾しますが,その矛盾をマネジメントできるかどうかが腕の見せ所です。

H21-10-14
不動産「両手取引禁止」の波紋(日経ビジネスonline)

民主党はこんなことも考えているのですね。
仲介といっても実際には関係の深い側のエージェントの色彩が強いですから,両手に違和感があるのは自然ですね。
これだけ情報へのアクセスが容易になった時代では,情報には自分でアクセスし,契約の確実性を高めるためのエージェントは自ら雇うという,本来の形に戻るものよさそうです。
売りに出す側は不動産業者を使って広報し,買う側は弁護士を連れて契約に臨む,という企業では一般的なスタイルをだれでも利用できる時代が来るかも知れません。

H21-10-14
モラトリアム法案、信用保証制度を拡充-対象企業の線引き課題(日刊工業新聞)

なんとまぁ,金融機関を救う法案になってしまいました。
政府が骨格を示して以降は,急に報道がされなくなりましたが,おそらくテレビ記者のレベルでは法案の意味がつかめないためでしょう。
中小企業を救うといって「返済猶予」の言葉を全面に打ち出しながら,実際には金融機関への「引当金猶予と国民負担」に様変わりさせて姿を消すあたり,政治の手法とはかくあるものかと感心(寒心?)しました。

H21-10-17
「太田ニットフェスタ2009」を開催します!! (群馬県)

地元の産業なので,がんばってもらいたいです。
高付加価値のデザイン性の高いものは流行りの移り変わりが早く数量も出ず,昔ながらのインナーは堅実で安定数がでますが,単価が下がってしまって稼働率が高くても赤字すれすれです。
そのため,受注をすれば業績が回復するというものでもなく,人件費の高い日本でやる以上は利幅が見込めず,技術者も高齢化していますので先行きも厳しい,そんな業界と見ています。

H21-10-20
資金確保優先 自社株買い急減 上期 株価回復、下支え必要薄れ(Fujisankei business i)

景気が後退して資金繰りが悪化するときに,下がった株価を自社株で買い支えるとなると,さらに余計な資金調達が必要となり財務内容は悪化するわけですから,短期的に株価を支えても長期的な株価の回復には悪影響になるのでは…
やはり自社株をあまり自由にすると,経営者の恣意が株価に働くような気がするのですが,それがいいのか悪いのか。
素人の私には,よくわかりません。

H21-10-20
企業再生支援機構、16日業務開始-支援スキーム拡大が課題(J-net21)

産業再生機構よりもスタッフが少ないということで,たぶん大きめの案件を数少なく扱うことになるような気がします。
地方の中小企業の再生支援の場合,金融機関の支援の出口(EXIT)が難しいため,DESなどしてもらえず,中小企業再生支援協議会を使う費用と時間もない場合も少なくありません。
地域再生ファンドも,公的資金が入っていることが多く業種やリスクの程度が限られ,また,ディールの規模に合う企業が少なく低調と聞いています。
地方の中小企業の再生は,会社は破産か民事再生あたりで解散して事業のみ取り出して継続するか,破産も民事再生もせず保証協会をなだめながらズルズルやっていく,というのが多いような気がします。
私のところでも,いろんな手法で,事業,個人資産,社会的地位などを守ったりしていますが,詳細は書けません。

H21-10-27
住宅瑕疵担保履行法(国土交通省)

国土交通省のサイトはいつもいまいちなのですが,それはともかく,10月1日から「住宅瑕疵担保履行法」が施行になっています。
同日以降に引き渡しの「新築住宅」の「売主・請負人」に保険の加入か保証金の供託が義務付けられます。
保険料は,当然,買主・注文主が支払う代金に上乗せされるでしょう。
これから引き渡しを受ける方は,頼んでいる業者が対象業者かどうか(義務付けられていない業者でも条件が合えば保険を使うことはできます。),ちゃんと手続きを取っているかどうかを確認したほうがよいでしょう。

H21-10-27
中小向け政府保証 住宅ローンは除外(Fujisankei business i)

だんだん穏当なところに落ち着いてきてしまって,金融検査マニュアルの改訂と別枠の制度保証の後付けという金融機関にとって優しい政策がメインになりそうで,保証を付け替えるモラルハザードや融資姿勢を監視するという厳しい目はたぶん届かないでしょう。
本当に厳しい中小企業にとっては,この法案の効果はあてにならなそうです。

H21-10-30
裁判員裁判:「意見が反映されない」4人「もうやりたくない」(毎日jp)

私も,弁護士になる前の司法修習生のときには,裁判官の評議に参加させてもらいましたが,ほとんど意見は反映されませんでした。
法律家の卵の修習生ですらそうですから,一般の方の意見が反映されるはずもありません。
せめて気分だけでも「反映された」と思ってもらえるくらいの努力はするべきですよ>裁判長殿
こういうコメントが続き,そのうちもっとひどい内容が出てくるはずですが,最高裁は評議の守秘義務で脅して,裁判員を黙らせるでしょうね。