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過去のトピックス〜2009年11月

H21-11-02
貸金業規制の緩和検討 政府、事業主の資金繰り配慮(NIKKEI NET)

銀行が貸さないような中小・個人事業主の資金繰りには,高利の消費者金融を活用してください。 って,おい。
消費者金融が金を貸し,毎月利息だけを払う奴隷のような人々と,それも無理になって破産して「次はありませんよ」と裁判官に脅される人々を増やし,がんばってそういう人々を増やして利益をあげている消費者金融には貸倒として経費算入を許して税の減免という形で公的に支援してあげる。
そういうわけのわからない公的支援の一種,という理解でいいですかね>内閣総理大臣殿
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H21-11-04
日航再建 支援機構、手腕に不安の声 人材、ノウハウ…もともとは中小企業対策(産経新聞)

中小企業再生支援センターというのを地域ごとに立ち上げて,地域の中規模の不振企業の支援をするというのですから,もともと日航のような大物をやるつもりはなかったことは間違いなく,大変ですよね。

民間からの採用は金融危機による金融機関のリストラ時期と重なり「予想以上に優秀な人材が集まった」(幹部)

とありますが,本当?と疑いたくもなりますね。
金融機関が世界中で人の奪い合いをしているときに,そんな優秀な人がリストラされますかね。
それはともかく,増えたといっても80人程度の小所帯なので,各地にセンターもいいですが(どうせ委託するんでしょうから),中小企業再生支援協議会でさえ,地方の片隅にいる私のような者にはその御威光が行き届かない現状にもっと大胆な資源の投入をしたほうがいいように思います。
いろいろな機関があってもいいですが,ドメインをしっかりしてもらい,中小企業に関しては,中小企業再生支援協議会の地域ごとのばらつきと,地域再生ファンドの不活性の要因を取り除いてやることから始めるべきです。

H21-11-04
貸金業法改正「予定通り施行」 亀井金融相(産経新聞)

あらま。
どういうこと?と思って11/2のニュースを読み直してみると,

政府は消費者金融など貸金業向けに強化してきた規制を緩和する方向で検討する。金融危機などの影響で個人事業主の資金繰りが悪化していることを重視。無担保ローンの貸し付けを年収の3分の1以下に抑える「総量規制」の妥当性や、ルールの変更の影響を小さくする「激変緩和措置」の導入の是非などを議論する。
金融庁、消費者庁、法務省など関係省庁の閣僚・副大臣・政務官の「政務三役」で構成する検討会議を11月中にも設置する。政府関係者は「検討結果によっては改正貸金業法の規制強化策を当面凍結することも排除しない」と話しており、同法の再改正も視野に入れて議論する見通しだ。

「政府関係者」?
怖いですね。ニュースって。

H21-11-06
10月のM&A件数、30.7%減 民間調べ(NIKKEI NET)

M&Aは,時間を買うという面がありますから,経済が停滞していて本業に余力があるときには,自社の内製化や新規事業のタネを仕込む時間をとれるのでM&Aは不活性になります。
ただ,このままの自社のノウハウと事業領域で存続しうるか,の不安を打開するために打って出る一手としてもM&Aは利用されるので,例えば製薬などの業界では今もM&Aがあるのではないでしょうか。
「時間を買う」目的が,人を買うのか,技術を買うのか,設備を買うのか,信用を買うのか,顧客を買うのかによってM&Aの際の留意点が変わってきます。
そのあたりがM&Aの面白さであり,難しさで,最近では専門のアドバイザーも増えてきましたので,経営の選択肢として利用を検討してもよいでしょう。

H21-11-12
イベント「真田まるごと2週間」・沼田(上毛新聞ニュース)

私は名前が昌幸なので,真田一族には親しみもあり,真田太平記を読んだり上田城を見に行ったりしたこともあります。
普段は新聞の連載小説は読まないのですが,上毛新聞の連載は読んでみようかと思っています。
権力者を向こうに,知略を尽くして起ち回るという生き様も好きなところです。

H21-11-18
7―9月の中小再生支援協議会の活動、窓口相談1割減-企業庁まとめ

借り入れなしで半年の資金繰りと,協議会の専門家費用としてウン百万を(半額の補助が出たりするようですが),などと言われれば利用する気もなくなるというものです。
破産申し立てする費用もない会社をどうにか延命させているような現場で,協議会は少々縁遠い存在になりつつあります。
相談件数の減少を良い傾向と捉えていないことが(正常な感覚は持っているという点で)まだ救いですが,それだけに中小企業のおかれた状況の深刻さも伝わるというものです。